日焼け止めの使い分け

日焼け止めを選ぶ際は、どんな時に使うかによって「SPF」と「PA」の表示を確認しましょう。

洗濯物を干したり、買い物に出かけたりといった普段使いには、SPF10~20、PA+~++の日焼け止めが適しています。実は、室内にいても、日当たりの良い窓際にいる時や、UVカットガラスではない車の中にいる時も、外と同じように紫外線対策が必要です。窓ガラスを通り抜けて紫外線が降り注いでいることを忘れてはいけません。

一方、スポーツやレジャーで使う場合は、もっと紫外線カット効果の高いものを選びましょう。特に夏場や長時間外で過ごす場合は、SPF40~50+、PA+++~++++の日焼け止めが良いでしょう。

また、赤道に近い場所ほど紫外線は強くなります。例えば、北海道と沖縄では年間の紫外線量が約2倍も違うんです。もし南の方へ旅行に行く予定があるなら、いつもより少しSPFの高い日焼け止めを選ぶと安心かもしれません。

さらに、レジャーで汗をたくさんかいたり、水に入ったりする場合は、「ウォータープルーフ」などと書かれた水に強いタイプの日焼け止めを選ぶと、より効果が長持ちします。ダイビングをするからといって油断は禁物です。水深50cmでも、地上に届く紫外線の40%が透過します。水面の反射によって、地上で浴びる量よりも強い紫外線を浴びることもあるので、海水浴の場合も防御効果が高い日焼け止めを選ぶようにしましょう。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

鍼灸マッサージ師をしています。
当院へのご予約は、下記一番左のリンクボタン、又は右側の[ご予約]をクリックください。

目次