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水分を20%失っただけで命を落とす恐れ
人間の体は約60%が水分でできています。例えば、体重60kgの成人男性の場合、36kgが水分に相当します。それだけ水分は体の機能を維持するために不可欠であり、不足すると命に関わることもあります。 体内の水分が5%失われると脱水症状や熱中症の症状が現れ... -
からだの調子は舌の調子
暑い日が続きますが、体調はいかがですか? ぜひ鏡で舌をチェックしてみましょう。 もし舌の上に苔のようなものがたくさん生えていたら、それは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる付着物です。健康な時は薄く付く程度ですが、胃腸の不調や寝不足の時に増える... -
ぐっすり眠れる明るさ
眠れない夜はつらいですよね。快眠のためのテクニックは人それぞれですが、寝室の明るさは意外と見過ごされがちな重要な要素です。 一般的に、完全に真っ暗な状態が眠りやすいと思われがちですが、実は逆効果になることもあります。完全な暗闇は不安感を招... -
薬と食べ物の組み合わせ
昔から「うなぎと梅干し」「スイカと天ぷら」など、相性が悪いとされる食べ合わせが語り継がれてきましたが、実はそのほとんどが迷信です。しかし、あまり知られていないものの、薬と食べ物の組み合わせには注意が必要です。 例えば、ある種の高血圧治療薬... -
血管年齢を若々しく
さまざまな「〇〇年齢」が話題ですが、「血管年齢」はご存知でしょうか?これは、血管の硬さが何歳に相当するかを示す推定値です。血管は加齢とともに硬くなるものですが、血管年齢が高い場合は、動脈硬化が進んでいることを意味します。 動脈硬化は10歳前... -
夏バテと睡眠
食事だけでなく、質の良い睡眠も夏バテ予防の基本です。特に、寝汗をかくことが重要になります。 夏の寝汗を嫌う人も多いかもしれませんが、私たちの体は深部体温が下がることで寝つきが良くなります。寝つく直前に寝汗をかき、体温を下げることで深い眠り... -
夏バテと食材の工夫
抗酸化作用の高い食品を積極的に摂りましょう。たとえば、トマトに含まれるリコピンは、体内の活性酸素を除去する働きがあります。また、ナスのアントシアニンも高い抗酸化作用を持つ成分です。これらの野菜は、太陽の紫外線から身を守るために抗酸化成分... -
夏バテと食材
あっさりとした食事は、体を温める食材が不足しがちなので注意が必要です。 体を温める効果のある香辛料には、カラシ、コショウ、ショウガ、唐辛子があります。野菜では、カボチャ、玉ねぎ、ニラ、ネギなどが体を温めます。また、イワシ、マグロ、羊肉、鶏... -
汗によって失われる栄養素
夏の暑さで汗をかくと、体から水分だけでなく、塩分やその他のミネラルも失われます。しかし、忘れられがちなのが、水溶性のビタミンB群とビタミンCも汗とともに体外へ排出されてしまうことです。 夏バテを防ぐためには、食事の内容にも注意が必要です。そ... -
疲労回復物質を増やす食べ物
特定の食べ物、特にイミダゾールペプチドを含むものが「FR(Fatigue Recovery)」を増やすと考えられています。イミダゾールペプチドは、カルノシンやアンセリンといったアミノ酸結合体の総称です。 数千キロメートルも休まずに飛び続ける渡り鳥や、常に泳...