予防– category –
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熱中症や脱水症対策
毎年夏場になると、特にご高齢の方が熱中症や脱水症で救急搬送されるケースが増えます。ふらつきや喉の渇きを感じた時には、すでにこれらの症状が進行している可能性があります。 厚生労働省は、熱中症予防のために意識的な水分・塩分補給を推奨しています... -
サルコペニアの予防
加齢とともに筋肉は自然に減少していきます。一般的に、50歳を過ぎると毎年1〜2%筋肉が減少し、70代になると20代と比較して骨格筋の量が25〜30%も減ると言われています。 筋肉量の低下を防ぐためには、運動とタンパク質の摂取が重要です。 特に効果的なの... -
サルコペニアの診断
サルコペニア肥満の診断には医療機関での受診が推奨されますが、現時点ではサルコペニア肥満の明確な評価基準はなく、研究が進められています。 サルコペニアの診断には、四肢骨格筋量と筋肉機能が用いられます。医療機関では、以下の方法でこれらを測定し... -
サルコペニアとは
サルコペニアは、1989年にIrwin Rosenbergが提唱した造語で、加齢に伴う筋肉量の低下を指します。この言葉は、ギリシャ語で筋肉を意味する「sarx」と、喪失を意味する「penia」を組み合わせたものです。 サルコペニア肥満は、サルコペニアと肥満が同時に存... -
腰を据えて、腰のケア
じめじめとした梅雨の季節の到来。腰が痛くてつらいと感じる方は多いのではないでしょうか。腰痛は、実は多くの人が悩む症状の中で一番多いんです。原因のほとんどは筋肉や背骨の問題ですが、腎臓などの内臓の病気や、ストレスといった心の状態が関係して... -
お肌の健康について
夏が近づき、日差しが強くなるにつれて、お肌のトラブルが気になる季節になりました。 皮膚がんやシミ、シワの原因となる紫外線。最近の研究で、その悪影響がさらに注目されています。例えば、オーストラリアの小学校では、子どもたちが外に出る際に日焼け... -
脳の疲れを感じていませんか
「以前はサクサクこなせた仕事が終わらない」「些細なことでイライラして周りに当たってしまう」――そんな経験はありませんか?もし心当たりがあるなら、それはもしかしたら脳が疲れているサインかもしれません。 「脳疲労」とは、脳に過剰な負担がかかり、... -
毛細血管のゴースト化
私たちの体中に張り巡らされた毛細血管。その壁の細胞が減ったり、血管の内側の細胞同士の隙間が開いたりすると、血液が漏れやすくなってしまいます。さらに、ダメージが進むと、毛細血管はどんどん細くなり、ついには血液が流れなくなってしまう「ゴース... -
血管は年齢とともに老化
年齢を重ねると、肌や脳だけでなく、血管も老化が進みます。この血管の老化度合いを年齢で示したものが「血管年齢」です。血管年齢が高いということは、血管が硬くなる動脈硬化が進んでいるサイン。実は、血管の硬化は10歳頃から始まり、食べ過ぎや運動不... -
疲労回復のためのお風呂
疲労困憊のときには、ぬるめのお湯(38~40℃)に肩まで15分ほど浸かるのがおすすめです。こうすることで副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。健康な方であれば、40℃のお湯に3分浸かった後、30℃のシャワーを30秒浴びるというプチ温冷交...