生活習慣病– category –
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生活習慣病のリスクを減らすために
厚生労働省の調査によると、日本人の1日の野菜摂取量は男性が296.4g、女性が271.6g、塩分摂取量は男性が11.1g、女性が9.4g、そして平均歩数は男性が7,099歩、女性が6,249歩です(いずれも20歳以上の平均値)。これらの数値は、目標値と比べると不足してい... -
子どもの生活習慣病の原因
検査値に異常が見られた子どもの多くは、毎日腹いっぱい食べる、早食い、食事時間が不規則といった食習慣や、外遊びをしない、ゲーム時間が長いといった運動習慣を持つことが明らかになりました。この結果は、小学生の段階からすでに生活習慣が将来の病気... -
子どもに広がる生活習慣病
「生活習慣病」という言葉は、かつて「成人病」と呼ばれていました。これは、病気になってから対処するのではなく、予防が重要だという考えに基づき、1996年に名称が変更されたためです。しかし、「加齢だから仕方がない」という考えが根強く残っているの... -
複数の病気の関連がある生活習慣病
生活習慣病は、複数の病気が互いに影響し合い、連鎖的に引き起こされる危険性があります。 たとえば、動脈硬化は、血管にコレステロールや脂肪が蓄積して硬化したり、血管壁が厚くなったりする病気で、主な原因は高血圧や脂質異常症、糖尿病です。動脈硬化... -
生活習慣病を防ぐ運動
生活習慣病を防ぐには、週に3日以上、1回30分程度の運動を続けることが大切です。もちろん、毎日運動できれば理想的です。通勤や通学時に一駅前で降りて歩くなど、よく知られている方法も効果的です。大切なのは、継続することです。 激しい運動である必要... -
血管は老化し硬くなる
「血管年齢」という言葉を聞いたことはありますか? 肌年齢や脳年齢のように、血管にも年齢があるんです。血管は加齢とともに硬くなり、その硬さが何歳相当かを示すのが血管年齢です。もし血管年齢が高いと診断されたら、それは動脈硬化が進んでいることを... -
笑いの生活習慣病予防~血糖値上昇抑制
笑いと血糖値の関係について、研究者は糖尿病患者を対象に実験を行いました。その結果、「笑い」が血糖値の上昇を抑える効果が見られることが分かりました。この効果は、糖尿病患者の血液中に存在するプロレニンと呼ばれる物質の濃度や、末梢血白血球のプ... -
笑いの生活習慣病予防~脳梗塞、心筋梗塞予防
笑うことによって生じるプロスタグランジンⅠ2は、血小板の凝集を阻害する働きがあります。それだけでなく、コレステロールが動脈壁に沈着するのを抑制する効果もあるとされています。これらの作用が複合的に働くことで、脳梗塞や心筋梗塞を未然に防ぐこと... -
笑いの生活習慣病予防~高血圧
笑うことは、身体の様々な筋肉を使うため、無意識のうちに腹式呼吸を行っています。腹式呼吸は、胸式呼吸よりも深く息を吸うことで、気管支の末端にある肺胞の表面からプロスタグランジンⅠ2と呼ばれる物質が分泌されます。このプロスタグランジンⅠ2は、血... -
生活習慣病にならないために②
運動について不安を感じる方もいるかもしれません。そんな方におすすめしたいのが、運動や日常生活の強度を定量化した『メッツ(METs)』という単位です。メッツとは、安静時(静かに座っている状態)を1とした際に、どれだけのエネルギーを消費するかを示...