日常– category –
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柔軟につながりを築くために
周囲と柔軟な関係を築くには、日頃からどのような活動が行われているかに注意を払う必要があります。特に若い頃からさまざまな人とのつながりを持ち、それを維持していくことが大切です。その際、たとえ仕事を辞めた後も続くような、多様な人々との橋渡し... -
孤独・孤立を防ぐつながりの作り方
年齢を重ねるにつれて、人とのつながりは減りがちです。これは、健康状態の悪化で外出が難しくなったり、配偶者の介護や孫の世話などで生活に変化があったりすることが影響しています。 高齢になっても人とのつながりを保つには、自身の健康状態に合わせた... -
オンラインでの繋がりと対面での交流
SNSの普及やリモートワークの増加により、私たちのコミュニケーションはオンラインへと大きくシフトしました。いつでもどこでも気軽に繋がれる利便性がある一方で、オンラインでの繋がりが心身の健康に与える影響は、対面でのやり取りに及ばないと考えられ... -
つながり、結束型と橋渡し型
結束型は同質性の高い内向きのつながりです。例は、同じ地域での近所付き合い、同じ職場の同僚、同じ学校、同じ学部・学科の友だちなどです。 橋渡し型とは異質性の高い外向きのつながりです。例は、異業種交流会、社外の勉強会、居住地によらない趣味や共... -
橋渡し型の多様なつながり
人とのつながりについて、健康という観点から考えると、様々な種類のつながりを持つことが重要です。 まず、学生時代の友人、職場の同僚、近所の人、趣味の仲間など、いろいろな関係性のつながりを持つことが大切です。これらの関係がすべて親密である必要... -
つながりは量も質も大事
社会的なつながりが希薄な状態を表現する言葉として、「孤独」と「孤立」があります。「孤独」は、心のなかで感じる寂しさや主観的な感情を指し、「孤立」は、客観的に見て他者とのつながりが少ない状態を指します。どちらの状態も、心身の健康に悪影響を... -
現代人は噛まない
カワハギの干物、くるみ、栗、もち玄米のおこわ。これらは、古い時代の書物「魏志倭人伝」をもとに再現した、卑弥呼が食べていたかもしれない食事メニューです。これを女子学生に実際に食べてもらう実験を行ったところ、一食あたり3990回も噛んだそうです... -
オナラのニオイは健康状態を示すサイン
最近、おならが臭くなったと感じる方はいませんか? 実はこれ、消化器官が少し疲れているサインかもしれません。加齢だけでなく、お肉中心の食事やストレスの多い生活などで胃腸が弱ると、体の中で作られるガスのにおいがきつくなることがあります。 おな... -
腸管免疫を鍛える食事
免疫細胞には、ウイルスなどを退治する獲得免疫と、体内をパトロールする自然免疫があります。腸管には両方備わっていますが、特に自然免疫に属するNK細胞が多く存在するのが特徴です。 NK細胞は、体が病気にかかる前の「おまわりさん」のような存在。この... -
意外な場所もお好みのダニ
じめじめとした梅雨の季節が近づいてきました。今回は、高温多湿を好むダニについてのお話です。 ダニは、私たちの皮膚を刺すだけでなく、アレルゲンとしても注意が必要です。喘息や鼻炎の原因となるハウスダストの主な要因はダニにあると言われています。...