日常– category –
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現代人は噛まない
カワハギの干物、くるみ、栗、もち玄米のおこわ。これらは、古い時代の書物「魏志倭人伝」をもとに再現した、卑弥呼が食べていたかもしれない食事メニューです。これを女子学生に実際に食べてもらう実験を行ったところ、一食あたり3990回も噛んだそうです... -
オナラのニオイは健康状態を示すサイン
最近、おならが臭くなったと感じる方はいませんか? 実はこれ、消化器官が少し疲れているサインかもしれません。加齢だけでなく、お肉中心の食事やストレスの多い生活などで胃腸が弱ると、体の中で作られるガスのにおいがきつくなることがあります。 おな... -
腸管免疫を鍛える食事
免疫細胞には、ウイルスなどを退治する獲得免疫と、体内をパトロールする自然免疫があります。腸管には両方備わっていますが、特に自然免疫に属するNK細胞が多く存在するのが特徴です。 NK細胞は、体が病気にかかる前の「おまわりさん」のような存在。この... -
意外な場所もお好みのダニ
じめじめとした梅雨の季節が近づいてきました。今回は、高温多湿を好むダニについてのお話です。 ダニは、私たちの皮膚を刺すだけでなく、アレルゲンとしても注意が必要です。喘息や鼻炎の原因となるハウスダストの主な要因はダニにあると言われています。... -
よく噛んで健康な食生活
神奈川歯科大の斎藤滋教授は、「魏志倭人伝」の記述に基づき卑弥呼の食事を再現し、女子学生による試食実験を行いました。その結果、一食あたりの咀嚼回数は驚異の3990回に達した一方、現代の食事ではわずか620回と、6分の1にまで減少していることがわかり... -
バランスのよい食事を
食事はバランスを重視しましょう。和食や地中海式の食事が推奨されています。地中海式の食事は、主に穀物、野菜、豆類、果物、魚、ワインを中心に構成され、肉類は少量摂取されるのが特徴です。この地域の人々は血管疾患にかかりにくいことが知られていま... -
骨を健康に保つために
日本人が不足しがちな栄養素のトップに挙げられるのがカルシウムです。カルシウムを多く含む食品は、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品だけでなく、イワシやちりめんじゃこなどの小魚、納豆や豆腐、ゴマ、小松菜などもあります。ただし、カルシウムは... -
骨とビタミンD
ビタミンDは、骨の健康を保つために欠かせない重要な栄養素です。このビタミンは、主に小腸でカルシウムの吸収を促進する働きがあります。さらに、血液中のカルシウム濃度が低下すると、ビタミンDは骨からカルシウムを溶かし出し、肝臓でのカルシウム再吸... -
介護が必要となった主な原因
健康を保つことが難しくなる原因は何が考えられるでしょうか。必要となるケアが増える主な原因を見ると、1番は脳卒中(18.5%)で、2番は認知症(15.8%)、3番は高齢による衰弱(13.4%)、4番は骨折や転倒(11.8%)、5番は関節疾患(11.9%)、6番は心... -
風邪を治すには②食事は消化のよいもの
バランスのとれた食事を摂ることは非常に大切です。ただし、食欲が低下している場合は強制的に食べる必要はありません。食べ物を消化し吸収するためには多くのエネルギーが必要となり、体力を節約すべき時に必要以上にエネルギーを消費してしまいます。そ...