ヘルスケア– category –
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疲労回復物質と夏バテ
長い間、疲労の原因は乳酸だと考えられてきました。激しい運動によって乳酸が蓄積されることがその理由とされていましたが、この説は現在否定されています。それどころか、乳酸には疲労回復を促す働きがあることが分かっています。 では、一体何が疲労を引... -
夏バテが起こるのは
夏バテは病名ではありませんが、毎年夏になると「食欲不振」「全身倦怠感」「不眠による疲労蓄積」といった体調不良を訴える人が増えるのは事実です。 夏バテの要因として以前からよく挙げられてきたのは、水分、ビタミン、ミネラルの不足です。 暑い環境... -
夏風邪に吸入器の活用
喉が乾燥すると、異物を排除する機能が低下してしまいます。夏風邪の対策として、吸入器を使って喉を加湿するのはいかがでしょうか。 また、ご高齢の方は、熱中症や脱水症対策の十分な水分補給と合わせて、喉の潤いを保つことにも意識を向けてみてください。 -
のどの加湿は夏風邪予防になる?
のどや鼻の粘膜は線毛と呼ばれる小さな毛で覆われており、この線毛が吸い込んだ空気中のウイルスや細菌の侵入を防ぐ役割を担っています。しかし、線毛が乾燥すると、異物を体外へ押し出す力が弱まり、ウイルスが体内に入り込みやすくなってしまいます。 20... -
夏風邪とは?
冬の病気というイメージがある「風邪」ですが、夏にも特定のウイルス感染によって同様の症状が出ることがあり、これを「夏風邪」と呼びます。 夏風邪の原因となる主なウイルスは乳幼児に多く感染し、「手足口病」「ヘルパンギーナ」「プール熱(咽頭結膜熱... -
サルコペニアの予防
加齢とともに筋肉は自然に減少していきます。一般的に、50歳を過ぎると毎年1〜2%筋肉が減少し、70代になると20代と比較して骨格筋の量が25〜30%も減ると言われています。 筋肉量の低下を防ぐためには、運動とタンパク質の摂取が重要です。 特に効果的なの... -
サルコペニアの診断
サルコペニア肥満の診断には医療機関での受診が推奨されますが、現時点ではサルコペニア肥満の明確な評価基準はなく、研究が進められています。 サルコペニアの診断には、四肢骨格筋量と筋肉機能が用いられます。医療機関では、以下の方法でこれらを測定し... -
サルコペニアとは
サルコペニアは、1989年にIrwin Rosenbergが提唱した造語で、加齢に伴う筋肉量の低下を指します。この言葉は、ギリシャ語で筋肉を意味する「sarx」と、喪失を意味する「penia」を組み合わせたものです。 サルコペニア肥満は、サルコペニアと肥満が同時に存... -
サルコペニア肥満
加齢とともに「立つ」「歩く」といった機能が低下するロコモティブシンドロームに加え、筋肉量が減少するサルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)という言葉が広く認識されるようになりました。超高齢社会の日本では、ロコモティブシンドロームとサルコペニア... -
日焼け止めは塗り直しがポイント
日焼け止めは、外に出る15分前には塗っておくのがポイントです。これは、肌にしっかりとなじむまでにそれくらいの時間がかかるから。塗る時は、薄くサッと塗るのではなく、しっかりと厚めに塗りましょう。そうしないと、期待する効果が得られにくいのです...