栄養– category –
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人の体の酸化の原因は活性酸素
実は私たち人間って、天ぷら油よりも酸化しやすいって知っていましたか?天ぷら油が黒くなるのと同じようなことが、私たちの体にある細胞でも起きているんです。しかも、人間の体温は常に35度以上なので、油よりもさらに酸化が進みやすいんです。 もちろん... -
夏場に注意が必要な脚気
源氏物語や枕草子にも出てくる「あしのけ」。これは実は「脚気」という病気のことを指します。昔から知られている脚気は、ビタミンB1が足りなくなることが原因で起こります。昔の病気と思われがちですが、実は食事が豊かになった現代でも見られることがあ... -
腸管免疫を鍛える食事
免疫細胞には、ウイルスなどを退治する獲得免疫と、体内をパトロールする自然免疫があります。腸管には両方備わっていますが、特に自然免疫に属するNK細胞が多く存在するのが特徴です。 NK細胞は、体が病気にかかる前の「おまわりさん」のような存在。この... -
腸内細菌はバランスが大事
一般的に、体に良い物質を作るのが善玉菌、悪い物質を作るのが悪玉菌と区別されますが、悪玉菌が全くいないのが良いわけではありません。悪玉菌の存在が善玉菌を刺激し、お互いに栄養を取り込もうとすることで、腸内環境は良好に保たれる側面もあります。... -
からだの4%、ミネラルの話
夏が近づき、水分補給にミネラルウォーターが欠かせないと感じる方も多いのではないでしょうか。ところで、「ミネラルウォーター」と表示できるのは、地中でミネラルが溶け込んだ地下水だけだとご存知でしたか? それ以外の水は、「ナチュラルウォーター」... -
バランスのよい食事を
食事はバランスを重視しましょう。和食や地中海式の食事が推奨されています。地中海式の食事は、主に穀物、野菜、豆類、果物、魚、ワインを中心に構成され、肉類は少量摂取されるのが特徴です。この地域の人々は血管疾患にかかりにくいことが知られていま... -
骨を健康に保つために
骨を丈夫に保つためには、骨に刺激を与える運動が効果的とされています。例えば、かかとをゆっくり持ち上げてそのまま力を抜いて落とすことで、骨芽細胞を活性化させることができるという報告もあります。ウォーキングなどの運動も、継続的に行うことで効... -
骨を健康に保つために
日本人が不足しがちな栄養素のトップに挙げられるのがカルシウムです。カルシウムを多く含む食品は、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品だけでなく、イワシやちりめんじゃこなどの小魚、納豆や豆腐、ゴマ、小松菜などもあります。ただし、カルシウムは... -
骨の健康に必要な栄養素
骨の構成成分であるコラーゲンは、アミノ酸の一種であり、主にプロリンとリジンから構成されています。この合成を促進するのがビタミンCであり、その他にも骨形成を助けるビタミンAや、コラーゲンの酸化を防ぐ抗酸化作用を持つビタミンEが重要です。また、... -
骨とビタミンD
ビタミンDは、骨の健康を保つために欠かせない重要な栄養素です。このビタミンは、主に小腸でカルシウムの吸収を促進する働きがあります。さらに、血液中のカルシウム濃度が低下すると、ビタミンDは骨からカルシウムを溶かし出し、肝臓でのカルシウム再吸...