栄養– category –
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夏バテと食材
あっさりとした食事は、体を温める食材が不足しがちなので注意が必要です。 体を温める効果のある香辛料には、カラシ、コショウ、ショウガ、唐辛子があります。野菜では、カボチャ、玉ねぎ、ニラ、ネギなどが体を温めます。また、イワシ、マグロ、羊肉、鶏... -
汗によって失われる栄養素
夏の暑さで汗をかくと、体から水分だけでなく、塩分やその他のミネラルも失われます。しかし、忘れられがちなのが、水溶性のビタミンB群とビタミンCも汗とともに体外へ排出されてしまうことです。 夏バテを防ぐためには、食事の内容にも注意が必要です。そ... -
疲労回復物質を増やす食べ物
特定の食べ物、特にイミダゾールペプチドを含むものが「FR(Fatigue Recovery)」を増やすと考えられています。イミダゾールペプチドは、カルノシンやアンセリンといったアミノ酸結合体の総称です。 数千キロメートルも休まずに飛び続ける渡り鳥や、常に泳... -
夏バテにウナギ
日本の夏は高温多湿で汗をかきやすく、水分を多く摂るため、消化機能が低下し、栄養不足や抵抗力の減退を招きがちです。そこで役立つのが、栄養豊富な食材です。 ウナギは、消化を助け抵抗力を高めるビタミンAが、牛肉の約150倍も含まれています。この点か... -
人の体の酸化の原因は活性酸素
実は私たち人間って、天ぷら油よりも酸化しやすいって知っていましたか?天ぷら油が黒くなるのと同じようなことが、私たちの体にある細胞でも起きているんです。しかも、人間の体温は常に35度以上なので、油よりもさらに酸化が進みやすいんです。 もちろん... -
夏場に注意が必要な脚気
源氏物語や枕草子にも出てくる「あしのけ」。これは実は「脚気」という病気のことを指します。昔から知られている脚気は、ビタミンB1が足りなくなることが原因で起こります。昔の病気と思われがちですが、実は食事が豊かになった現代でも見られることがあ... -
腸管免疫を鍛える食事
免疫細胞には、ウイルスなどを退治する獲得免疫と、体内をパトロールする自然免疫があります。腸管には両方備わっていますが、特に自然免疫に属するNK細胞が多く存在するのが特徴です。 NK細胞は、体が病気にかかる前の「おまわりさん」のような存在。この... -
腸内細菌はバランスが大事
一般的に、体に良い物質を作るのが善玉菌、悪い物質を作るのが悪玉菌と区別されますが、悪玉菌が全くいないのが良いわけではありません。悪玉菌の存在が善玉菌を刺激し、お互いに栄養を取り込もうとすることで、腸内環境は良好に保たれる側面もあります。... -
からだの4%、ミネラルの話
夏が近づき、水分補給にミネラルウォーターが欠かせないと感じる方も多いのではないでしょうか。ところで、「ミネラルウォーター」と表示できるのは、地中でミネラルが溶け込んだ地下水だけだとご存知でしたか? それ以外の水は、「ナチュラルウォーター」... -
バランスのよい食事を
食事はバランスを重視しましょう。和食や地中海式の食事が推奨されています。地中海式の食事は、主に穀物、野菜、豆類、果物、魚、ワインを中心に構成され、肉類は少量摂取されるのが特徴です。この地域の人々は血管疾患にかかりにくいことが知られていま...