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玄米は健康にいい?
昔から健康食として知られる玄米は、ミネラル分が豊富です。玄米ご飯100gには、カリウム95mg、カルシウム7mg、マグネシウム49mg、リン130mgが含まれています。これは、精白米に含まれる各ミネラル量(カリウム29mg、カルシウム3mg、マグネシウム7mg、リン3... -
ごまの栄養素と効率的な摂取方法
ごまには、肝機能を高めたりアンチエイジングの効果が期待されているゴマリグナンという抗酸化成分が含まれており、その中でも特に知られているのがセサミンです。また、ごまに含まれる不飽和脂肪酸にはコレステロールや中性脂肪を下げる働きが期待できる... -
ひじきの鉄分は
昔から鉄分が豊富だと言われてきたひじきですが、その理由は鉄釜で煮ることにあったという報道が注目を集めました。食品標準成分表によると、鉄釜で煮て乾燥させたひじきには100gあたり58.2mgの鉄分が含まれる一方で、ステンレス釜で煮たものにはわずか6.2... -
大豆製品、きな粉がからだにいい?
豆はたんぱく質をはじめとする栄養が豊富な食材ですが、その摂取量には注意が必要です。 きな粉は、記事などで「豆腐の5倍以上のたんぱく質が含まれている」と報じられることがあります。100gあたりのたんぱく質量を比較すると、きな粉が約37gであるのに対... -
栄養豊富な海苔ですが
私たちが健康を維持するためには、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった基本的な栄養素をバランスよく摂取することが不可欠です。それに加えて、個々の状況に応じて必要な栄養素を補うことが大切です。 例えば、貧血対策には... -
微量ミネラルのヨウ素
日本人の食生活では海藻類などヨウ素を多く含む食品を摂る機会が多いため、海藻などを過剰に摂取し続けると、甲状腺機能低下や甲状腺腫になる事例が報告されています。一方で、ヨウ素が不足した場合も甲状腺機能低下が起こり、妊娠中に不足すると、死産、... -
マンガン、モリブデン、クロム
健康な方が通常の食事をしている場合、マンガン、モリブデン、クロムの欠乏症や過剰症はほとんど見られません。これらの微量ミネラルは、体内で重要な役割を担っています。 マンガンは、酵素の働きをサポートするのに不可欠です。特に、抗酸化作用に関わる... -
微量ミネラルのセレン
セレンは体内の過酸化物質から細胞を守る役割を持つミネラルです。強い抗酸化作用を持つグルタチオンペルオキシダーゼなどの酵素の構成成分であり、体内に吸収されやすいため、通常は欠乏の心配はほとんどありません。しかし、土壌中のセレン量が低い地域... -
微量ミネラルの亜鉛
亜鉛は発育や成長を助け、インスリン合成に不可欠な微量ミネラルです。皮膚代謝、糖代謝、免疫にも関与しており、不足すると味覚障害、皮膚炎、食欲不振、免疫機能の低下などを引き起こす可能性があります。 亜鉛は牡蠣に豊富に含まれるほか、肉類、魚介類... -
バランスの取れた食事が大事
貧血だからといって鉄だけを摂れば治るわけではありません。実際に、鉄を補給しても貧血が改善されなかったため、コバルトは体にとって必須のミネラルとされています。また、ある栄養素が他の栄養素の吸収を促進したり妨げたりすることもあります。そのた...