生活・健康・予防– category –
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腸内細菌はバランスが大事
一般的に、体に良い物質を作るのが善玉菌、悪い物質を作るのが悪玉菌と区別されますが、悪玉菌が全くいないのが良いわけではありません。悪玉菌の存在が善玉菌を刺激し、お互いに栄養を取り込もうとすることで、腸内環境は良好に保たれる側面もあります。... -
お腹の調子で免疫力がわかる
口から始まる消化管は、食べ物などが通る道であり、皮膚と同じように常に外からの「異物」にさらされています。そのため、体内には病原体から身を守るための厳重なシステムが備わっています。 特に腸には、体全体の約7割もの免疫細胞が集まっており、人体... -
脳の疲れを感じていませんか
「以前はサクサクこなせた仕事が終わらない」「些細なことでイライラして周りに当たってしまう」――そんな経験はありませんか?もし心当たりがあるなら、それはもしかしたら脳が疲れているサインかもしれません。 「脳疲労」とは、脳に過剰な負担がかかり、... -
キウイを毎日食べると心に変化が
キウイフルーツは、普段よく食べる身近な果物です。では、このキウイフルーツを食べることは、私たちの心と体の健康にどんな影響があるのでしょうか? オーストラリアのアデレード大学の研究者たちは、ビタミンCがたっぷりのキウイフルーツを食べることで... -
ゴースト血管を防ぐ生活習慣
毛細血管の状態は、指先の血流を調べることで、ある程度把握できます。最近では、薬局や薬店で、指先の血管や血流を観察できる「毛細血管スコープ」がカウンセリングツールとして導入されるケースが増えてきました。 さらに、「糖尿病網膜症の早期発見には... -
毛細血管のダメージの要因
私たちの血管には、まるで壁のような「血管壁」があり、特に動脈と静脈は、内膜、中膜、外膜という三つの層でしっかりと作られています。一方、非常に細い毛細血管は、血管内皮細胞という一層の薄い細胞でできており、その細胞同士のわずかな隙間を、壁細... -
毛細血管の役割
全身の隅々まで張り巡らされた毛細血管は、心臓から送り出される動脈と、心臓へ戻る静脈という2つの太い血管をつなぐ、非常に細い血管です。その内径は、わずか5~10μm、これは髪の毛の太さの20分の1ほどに過ぎません。 動脈は、酸素や栄養を豊富に含んだ... -
毛細血管のゴースト化
私たちの体中に張り巡らされた毛細血管。その壁の細胞が減ったり、血管の内側の細胞同士の隙間が開いたりすると、血液が漏れやすくなってしまいます。さらに、ダメージが進むと、毛細血管はどんどん細くなり、ついには血液が流れなくなってしまう「ゴース... -
お風呂とダイエットの関係
お風呂に入るだけでは、残念ながらカロリー消費はほとんど期待できません。通常入浴で消費されるカロリーは、安静時と比較してわずか10~20kcal程度です。熱いお湯で大量に汗をかいても、それは単に水分が失われただけであり、カロリーが消費されるわけで... -
寝違えの話
朝、首に激しい痛みを感じて動かせない。それは、多くの方が経験する「寝違え」かもしれません。些細な動きさえも苦痛を伴うため、着替えといった日常動作や仕事に支障が出てしまうのは辛いものです。 寝違えは、冷えや疲労によって硬くなった首の筋肉が、...