自律神経– category –
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うんちのうんちく話
皆さんは、健康な日本人の便の量が、欧米人の約2倍もあることをご存知ですか?これは、日本の伝統的な食生活が深く関係しています。肉食中心の欧米人とは異なり、日本人は米や穀物、イモ類といった食物繊維を多く含む食材をよく食べます。この食物繊維は消... -
人間関係の希薄と健康の関係
人間関係が希薄であることは、健康にとって大きなリスク要因となります。2010年に発表されたある研究では、社会的つながりが少ないことの死亡リスクは、喫煙や飲酒、肥満に匹敵するか、それ以上に大きいことが示されました。また、つながりが少ないと、脳... -
体を温めて秋バテを解消
2学期に入っても、お子さんがなんだかダラダラして元気がない。猛暑だった今年の夏休みで乱れた生活習慣が原因だと思いがちですが、もしかすると「秋バテ」かもしれません。 秋バテは、強い冷房や、夏から秋への急激な気温の変化によって、体温を調節する... -
脳の疲れを感じたら
脳の疲れを感じたことはありませんか?以前はこなせていた仕事が進まなくなったり、些細なことでイライラしてしまったり。もし心当たりがあるなら、それは脳疲労かもしれません。 脳疲労とは、脳に負担がかかり機能が低下した状態のこと。以下のサインに当... -
汗によって失われる栄養素
夏の暑さで汗をかくと、体から水分だけでなく、塩分やその他のミネラルも失われます。しかし、忘れられがちなのが、水溶性のビタミンB群とビタミンCも汗とともに体外へ排出されてしまうことです。 夏バテを防ぐためには、食事の内容にも注意が必要です。そ... -
疲労回復物質を増やすには
FR(Fatigue Recovery)の分泌を増やし、その働きを強めるためには、主に自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にすることが重要だと言えます。そして、そのための具体的な方法として「リラックスタイム」を設けることと、「十分な睡眠」を確保する... -
発汗とうつ熱
発汗は、うつ熱を解消し、体温を調整する上で非常に重要です。体は暑さを感じると、汗腺から汗を分泌し、その汗が蒸発する際に気化熱を奪うことで体温を下げます。このプロセスで、汗腺は血液から塩分を吸収し、その塩分に水分が集まって汗として体外に出... -
汗のコントロール
時代劇の女優さんの中には、汗で化粧が崩れるのを防ぐため、胸に帯をきつく締める人がいるそうです。これは、胸を押さえることで上半身からの汗を抑える工夫。実は人の体は、ある部分を押さえると、押さえた側からは汗が出にくくなり、その分、反対側から... -
気候の変化と健康への影響
記録的な暑さが続く近年、2023年には5月から9月にかけて熱中症で救急車で運ばれた人が全国で9万人以上にのぼり、2022年よりも2万人以上増えました。熱中症とまではいかなくても、暑さのせいで食欲が落ちたり、夏バテや体調不良を感じたりした人も多いので... -
「過敏性腸症候群」別名「各駅停車症候群」
電車内で急な腹痛に襲われ、次の駅まで我慢するのがやっとだった経験はありませんか?もし頻繁に起こるようでしたら、それは「過敏性腸症候群(IBS)」かもしれません。IBSは、ストレスを主な原因として、腹痛を伴う便通の異常を引き起こすと考えられてい...