下半身にむくみを感じた際には、特定のツボを刺激することで改善が期待できます。この方法には、次に挙げるツボを刺激してみましょう。
ツボを刺激する際には、指の腹でやさしく押すことが基本です。特に「太谿」は、軽くつまむようにマッサージする方法も効果的です。ただし、痛みを感じる程度の刺激は避け、優しいタッチで行うことが大切です。
【三陰交(さんいんこう)】
内くるぶしの頂点から上、指4本分程度の位置に、骨と筋肉が交わる部分があります。この場所は身体全体の血流を促進し、冷えやむくみ、さらには生理痛など様々な症状の緩和に効果があります。
【陰陵泉(いんりょうせん)】
足首からひざの内側に向かって進む際、骨が曲がり細くなる部分に結び目があります。この部分は、体の余分な水分を取り除き、むくみを解消するのに役立つだけでなく、消化不良や食欲不振、またひざの不快感にも効果的なポイントとされています。
【太谿(たいけい)】
内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみは、私たちの体の中で特定の場所に位置しています。この部位は、下半身の冷えやむくみを緩和する効果があります。また、この箇所はアンチエイジングの観点からも注目されており、足首の動きを改善するためにも役立ちます。
ツボ押しを行う際には、お風呂上がりなどで体が温まり、皮膚が柔らかくなった状態が最適です。このようなリラックスした状態で行うことで、ツボを効果的に刺激できるでしょう。さらに、むくみを解消するためには、ふくらはぎの筋肉を気持ち良く伸ばすストレッチもおすすめです。