大杉美奈– Author –
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夏バテにウナギ
日本の夏は高温多湿で汗をかきやすく、水分を多く摂るため、消化機能が低下し、栄養不足や抵抗力の減退を招きがちです。そこで役立つのが、栄養豊富な食材です。 ウナギは、消化を助け抵抗力を高めるビタミンAが、牛肉の約150倍も含まれています。この点か... -
夏風邪に吸入器の活用
喉が乾燥すると、異物を排除する機能が低下してしまいます。夏風邪の対策として、吸入器を使って喉を加湿するのはいかがでしょうか。 また、ご高齢の方は、熱中症や脱水症対策の十分な水分補給と合わせて、喉の潤いを保つことにも意識を向けてみてください。 -
熱中症や脱水症対策
毎年夏場になると、特にご高齢の方が熱中症や脱水症で救急搬送されるケースが増えます。ふらつきや喉の渇きを感じた時には、すでにこれらの症状が進行している可能性があります。 厚生労働省は、熱中症予防のために意識的な水分・塩分補給を推奨しています... -
のどの加湿は夏風邪予防になる?
のどや鼻の粘膜は線毛と呼ばれる小さな毛で覆われており、この線毛が吸い込んだ空気中のウイルスや細菌の侵入を防ぐ役割を担っています。しかし、線毛が乾燥すると、異物を体外へ押し出す力が弱まり、ウイルスが体内に入り込みやすくなってしまいます。 20... -
夏風邪とは?
冬の病気というイメージがある「風邪」ですが、夏にも特定のウイルス感染によって同様の症状が出ることがあり、これを「夏風邪」と呼びます。 夏風邪の原因となる主なウイルスは乳幼児に多く感染し、「手足口病」「ヘルパンギーナ」「プール熱(咽頭結膜熱... -
サルコペニアの予防
加齢とともに筋肉は自然に減少していきます。一般的に、50歳を過ぎると毎年1〜2%筋肉が減少し、70代になると20代と比較して骨格筋の量が25〜30%も減ると言われています。 筋肉量の低下を防ぐためには、運動とタンパク質の摂取が重要です。 特に効果的なの... -
サルコペニアの診断
サルコペニア肥満の診断には医療機関での受診が推奨されますが、現時点ではサルコペニア肥満の明確な評価基準はなく、研究が進められています。 サルコペニアの診断には、四肢骨格筋量と筋肉機能が用いられます。医療機関では、以下の方法でこれらを測定し... -
サルコペニアとは
サルコペニアは、1989年にIrwin Rosenbergが提唱した造語で、加齢に伴う筋肉量の低下を指します。この言葉は、ギリシャ語で筋肉を意味する「sarx」と、喪失を意味する「penia」を組み合わせたものです。 サルコペニア肥満は、サルコペニアと肥満が同時に存... -
サルコペニア肥満
加齢とともに「立つ」「歩く」といった機能が低下するロコモティブシンドロームに加え、筋肉量が減少するサルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)という言葉が広く認識されるようになりました。超高齢社会の日本では、ロコモティブシンドロームとサルコペニア... -
体に風をあてない工夫
エアコンを朝まで使う場合、風が直接体に当たらないように工夫することが大切です。エアコンの風に当たって寝ると、睡眠の質が悪くなるという研究データもあるんです。もし、家具の配置上どうしてもベッドが風の当たる位置にある場合は、エアコン用の風よ...