更年期に入ると、女性ホルモンであるエストロゲンが急速に減少することにより、骨の代謝バランスが乱れることがあります。閉経後、骨量は1年につき2%ずつ減少し、10年後にはなんと20%も骨量が減少する可能性があると言われています。若い時にたくわえた骨の量が失われ、結果として骨が脆くなり、骨折しやすくなるリスクが高まります。したがって、閉経後はできるだけ早く骨密度測定を受けることが重要です。
通常、健康な腰椎では骨組織が密集しているのですが、骨粗鬆症の患者さんの場合、腰椎の骨組織にはっきりとした間隔が見られることがあります。
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