夕食後は、内臓が食べ物を消化するために働いているため、すぐに横になっても体は十分にリラックスできません。理想は、睡眠の2〜3時間前までに食事を終えることです。もし夕食が遅くなってしまった場合は、できるだけ脂肪分が少なく、消化の良い食事を心がけましょう。たとえば、タンパク質が豊富で腹持ちも良い豆腐料理や、雑炊、うどんなどがおすすめです。また、よく噛んで食べることで少量でも満腹感を得られ、消化の助けにもなります。
「お酒を飲むとよく眠れる」という方もいますが、飲みすぎると眠りが浅くなり、「寝コリ」の原因になることもあります。厚生労働省は「節度ある適度な飲酒」として、1日あたり純アルコールで約20g程度を推奨しています。これは、ビールなら中瓶1本、ワインならグラス1杯半程度に相当します。個人差はありますが、この量を一つの目安にしてみてください。