敬老の日が近づいてきました。いつまでも健康な歯で食事を楽しむためには、日頃のケアが欠かせません。満足に食事をするには20本以上の歯が必要とされていますが、80歳でそれを満たしている人はわずか5人に1人です。
歯を失う主な原因の一つは虫歯です。虫歯を予防するには、口内の糖分を減らすことが大切です。毎日の歯磨きはもちろん、間食を控える、糖分のない飲み物を選ぶなど、日頃から意識してケアをしましょう。
また、虫歯菌は家族間でうつる可能性があります。生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいませんが、スプーンの共用などで感染することがあるため注意が必要です。特に乳歯が生え始めたら、ご家族は自身の虫歯を治療し、口の中を清潔に保つように心がけましょう。お子さんが自分で歯磨きをするようになった後も、大人が仕上げ磨きをしてあげることで、家族みんなで虫歯予防に取り組めます。
