【松尾芭蕉と足三里】
有名な俳人、松尾芭蕉が「足三里(あしさんり)」にお灸をすえて旅をしたことはご存じでしょうか。奥の細道の序文に、「三里に灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりて」という一節があります。足の疲れをお灸でとり、歩き続けたことがうかがえます。
【大ナゴヤツーアズのキャンペーン】
名古屋を中心に東海エリアの体験プログラムツアーを企画・運営している、大ナゴヤツアーズが、せんねん灸と【「足三里」まち歩きキャンペーン】を実施するそうです。体験プログラムの中で、10月、11月のまち歩きツアーに参加した人全員に、「はじめてのお灸セット」をプレゼントしてもらえます。
【足三里の場所】
「足三里」は、膝の下やや外側、膝の皿の下のくぼみに人差し指を当てたとき、指4本分下。おおよその場所でも効き目があります。お灸じゃなくても、ツボ押しでも大丈夫。
【養生としてのお灸】
お灸は、熱をからだに伝えることにより、血行が促進され、疲労回復や、免疫力アップにつながります。冬に向かって、気温の下がっていく季節の変わり目のこの時期、養生のひとつとして、お灸を利用してみてください。