スマートフォンのみで、電話はメールはもとより、各種の検索、動画観賞、配信のゲームなどもストレスなくできるようになりました。楽しみ方も大きく広がっています。一方で、便利になった分だけ脳に入る情報量も多くなりました。
スマートフォンを使う時間が日に日に増し、使用時間が長くなると、脳の情報処理が追いつかなくなります。ますます疲労が蓄積していきます。
重要なのは、スマートフォンの使い方を意識的に見直すことです。次のポイントを参考に見直してみましょう。
・必要がないのに、惰性でスマートフォンを見ていませんか
・他にやることがあるのに、スマートフォン操作を優先していませんか
・食事中や人と会っているときでも、スマートフォンを触っていませんか
・スマートフォンを触っているうちに、びっくりするほど時間が経っていませんか
・SNSやネットショッピングを無意識のうちに見ていませんか
また、次のような症状はないか、それはスマートフォンを使い始める前にはなかった症状ではないか、などの気づきも大切です
・以前に比べて怒りっぽくなっている
・ささいなことでイライラする
・頭の中がいつもモヤモヤする
・寝床に入ってもなかなか寝つけない
・物覚えが悪くなってきた
スマートフォンと距離を置く、デジタルデトックスは次のような順序で行うのがおすすめです。
1.スマートフォンの使い過ぎに「気づく」という見直し
↓
2.「やめなくては」という意思決定
↓
3.「やめる」という実行
3の実行に関しては、「○時になったら電源を切る」など自分でルールを決めます。クリアできたら少しずつハードルを上げていきます。