マイクロスリープとは、強い眠気を感じているときに、わずか数秒間だけ生じる瞬間的な睡眠です。たとえ目が開いていて起きているように見えても、脳波を調べると覚醒時とは異なる睡眠状態にあることがわかります。本人は眠気を自覚しており、視界がぼやけたり、意識が途切れたりすることもありますが、その時間が非常に短いため、寝てしまったという自覚はほとんどありません。授業中や仕事中に眠気で首がカクッと落ち、ハッと目が覚める経験がある人もいるでしょう。マイクロスリープは、そうした状態になる前の段階ですでに起こっていることがあります。
マイクロスリープ①瞬間的睡眠
