【メタボは大人だけでなく】
メタボ気味の子どもが増えているそうです。少し古いデータにはなりますが、文部科学省が2013年度に行った調査では、小学校6年生男子の場合、ほぼ10人に1人が肥満傾向なんだとか。小さい子どもの頃から内臓脂肪がついてしまい、糖尿病、高血圧などを患っていたり、動脈硬化が始まることもあるようです。きになるのは、肥満児の約70%が、大人になっても肥満のままともいわれていること。というと、食習慣が気になるところなのですが、意外なことに、食事よりも生活習慣の乱れが肥満の大きな要因なのです。
【肥満予防】
まず気をつけたいのが夜更かしをしないこと。夜遅くまで起きていると、食欲を刺激するホルモンが大量に出る一方で、食欲を抑えるホルモンが減少して太りやすくなります。早寝早起きを心がけていきましょう。よく言われますが、早食いも太る原因のひとつです。よく噛まずに急いで食べると、満腹中枢が満腹を察知する前に、食べすぎてしまい、十分な量を食べていても、満腹感が得られず食べ過ぎになるのです。食事は、ゆっくりと味わいましょう。これらの肥満対策は子どもから大人まで効果的な対策です。だんだんと涼しくなる季節、体を動かすには最適です。生活習慣を見直しながら、早起きにトライし、体をしっかり動かして楽しく肥満予防しましょう。