体を温めて秋バテを解消

2学期に入っても、お子さんがなんだかダラダラして元気がない。猛暑だった今年の夏休みで乱れた生活習慣が原因だと思いがちですが、もしかすると「秋バテ」かもしれません。

秋バテは、強い冷房や、夏から秋への急激な気温の変化によって、体温を調節する自律神経が乱れることで起こります。今年の夏は特に暑さが厳しく、冷たいものをたくさん飲んだり食べたりしたことで、胃腸が冷えて血行が悪くなっていることも、秋バテの原因の一つです。

また、現代の子どもは、エアコンが効いた室内で過ごすことが多いため、汗をかく機会が減っています。そのため、体温調節機能がうまく働かず、秋の気候の変化に対応しきれず、バテやすい体質になっているようです。

秋バテを解消するポイントは、体を冷やさず温めることです。まず、夜間のクーラーは設定温度を少し高めにするか、使用を控えるようにしましょう。

さらに、バテない体づくりにおすすめなのが、乳製品に含まれるたんぱく質と糖質です。15分程度、少し汗をかくような運動をした後に、牛乳ならコップ1~2杯飲むと効果的です。この習慣を続けると、体内の血液量が増え、暑さにも寒さにも負けない体温調節機能が身につくと言われています。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

鍼灸マッサージ師をしています。
当院へのご予約は、下記一番左のリンクボタン、又は右側の[ご予約]をクリックください。

目次