体内時計を狂わせる?深夜のスマートフォン

地球上のあらゆる生物が持つ体内時計は、昼夜の変化に合わせて体内の状態を調整する生体リズムを生み出します。例えば、夜に体温や血圧が下がり、日中は上昇するのは生体リズムによるものです。

体内時計には様々な周期のものがありますが、生活習慣や健康に深く関わるのは約24時間周期の概日リズム(サーカディアンリズム)です。地球の自転周期とほぼ一致するこのリズムですが、人間の体内時計の周期は約25時間とわずかに長いことがわかっています。

この1時間のずれを修正するのに不可欠なのが朝日です。朝日の青色光は、体内時計を24時間周期に合わせる働きを持ちます。

しかし現代社会では、夜間にスマートフォンやパソコンのブルーライトなど強い光を浴びる機会が増え、体内時計を遅らせる原因となっています。不規則な食事、睡眠不足、運動不足も生体リズムを乱し、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

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