健康を保つ夏の快適な入浴のコツ

暑さが苦手な人もいるかもしれませんが、夏場に適しているのは少し温かめのお湯にゆっくりと浸かることです。おすすめの温度は、体温よりもわずかに高めの38℃前後で、約20分程度入浴するとよいでしょう。

その際におすすめしたいのは、泡立つ「炭酸ガス系」の入浴剤です。炭酸ガスには血管を広げ、血液の流れを促進する作用があるため、お湯の温度がそこまで高くなくても、血行を改善する効果が期待できます。

「入浴するのはいいけれど、お湯を張るのが手間」と感じることもあるでしょう。そういう時は、バスタブや大き目の洗面器に足が浸かるくらいのお湯をためて、足湯をしながらシャワーを浴びることをおすすめします。足湯でも温熱の効果があり、シャワーだけでは得られないリラックス効果が期待できます。

「家に帰ったらますますまずシャワーを浴びたい」という場合は、まずはシャワーを浴びることをお勧めします。しかしながら、できれば就寝の1~2時間前にゆっくりとお風呂につかることで、より質の高い睡眠を得ることができます。お風呂に入ることで一時的に体温が上昇しますが、その後およそ90分で急速に体温が下がります。この体温が下がる段階で寝ると、眠りにつきやすくなるのです。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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