光の浴び方が健康に影響する②

日光の影響を受けて分泌が変化するホルモンの中で、メラトニンはその一例です。メラトニンは眠りを促す作用があり、「睡眠のホルモン」としても知られています。最近では、人間や動物における研究において、メラトニンが脂質や糖の代謝を改善したり、心理的・認知的機能の向上にも関わる可能性が示唆されています。

メラトニンは光の影響で分泌が抑制されるホルモンです。昼間に日光を浴びると、その時間帯はメラトニンの分泌が抑制されますが、夜になると増加し、体内時計がコントロールされます。しかしながら、夜間に光を浴びると、夜であってもメラトニンの分泌が抑制されてしまい、体内時計の乱れを引き起こす可能性があります。

平安京スタディでは、昼間光を浴びる機会が少なかったり、夜間に光を浴びる状況があったりすることが、体内時計の乱れやメラトニンの低下を招き、全身に様々な影響を及ぼした可能性が考えられています。

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