【声の老化】
体や肌が老化するのと同じように、声も老化することをご存知でしょうか。風邪をひいたわけでもないのに声がかすれがちになってきたら、老化かもしれません。年をとっていくと、のどや口の中に細かいシワができてきます。口まわりの筋肉が衰え、声帯につながる神経が鈍化していくなどから、高い声が出にくくなったり、歌うときにも音程が外れたりするようになっていきます。そして、60歳を過ぎると一気に老化が進むと言われています。
【声を鍛える】
実は、声帯も筋肉のひとつ。体を動かすのと同じで、日々鍛えると老化の速度を遅らせることができます。そのコツは、ただおしゃべりをするよりも、歌う方が効果的なのだそうです。お風呂に入りながら気持ちよく歌うのはいかがでしょう。また、普段から声帯を痛めない生活をすることを気をつけることも大切。のどの乾燥は声帯を痛めやすいので、こまめな水分補給で加湿をしてください。咳払いや囁き声も、声を老化させる原因となります。控えめにした方がよさそうです。これから乾燥しやすい季節。のどの調子に気を配って、潤いある声で毎日を送りましょう。
