夏の入浴でのリスク

夏の入浴時には、脱水症状を引き起こしたり、浴室内で熱中症になったりするリスクがあるため、注意が必要です。

まず、脱水症状を予防するためには、入浴する前にしっかりと水分補給を行うことが重要です。1回の入浴で約800mlもの水分が失われるため、入浴前には少なくともコップ1~2杯分(150~300ml)の水を摂取しましょう。そして、入浴後もこまめに水分補給を行いましょう。入浴中に大量の汗をかくと、ミネラル分も一緒に失われるため、糖分やカフェインを含まない非カフェイン飲料がおすすめです。

また、浴室内で熱中症になるリスクを低減するためには、浴室内の湿度や温度が上昇しないように気をつける必要があります。窓がある場合は少し開けて換気をし、換気扇があれば入浴中も稼働させるなどの対策を取りましょう。

そして、浴槽につかっている際には、自分が熱中症になりかけていることに気づきにくい点にも留意する必要があります。もし頭がぼんやりしてきたり、眠気を感じたりしたら、軽度の熱中症の兆候かもしれません。そのようなサインに気づいたら、すぐに浴室から出て水分補給をし、体を休めることが大切です。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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