朝、セミの声に重なって聞こえてくるラジオ体操の音楽は、夏の風物詩ですね。80年以上の歴史を持つラジオ体操ですが、近年は若い世代からの注目も集め、夏には推定2800万人が実践していると言われています。
皆さんがよくご存じのラジオ体操第一は、わずか3分ほどの時間で、有酸素運動、筋トレ、柔軟の3つの要素を組み合わせた13種類の動きで構成されています。これによって、筋肉を効果的に鍛え、関節を柔らかくするのに役立ちます。
ラジオ体操は朝のイメージが強いですが、いつ行っても効果があります。朝に行えば、筋肉や脳に血液が巡ることで目覚めがよくなります。仕事の合間に行えばリフレッシュになり、集中力アップにも繋がります。また、夜の入浴前に行うと快眠効果も期待できます。
普段ウォーキングをしている方は、ラジオ体操をプラスすることで、ストレッチ効果だけでなく、脚力の維持にも役立ちます。大人から子どもまで、季節や時間を問わず、いつでも手軽に取り入れられるのがラジオ体操の魅力です。