【巻き爪の前兆】
爪を切り過ぎると、爪先に負荷がかかり、痛みがでる。経験した方も多いのではないでしょうか。爪先の角のあたり、赤くなっていたり、押すと痛かったりすることはありませんか。これは、巻き爪のサインなのです。
巻き爪とは爪が横方向に巻いている状態。ひどくなると爪の角が、トゲのようになり、皮膚に突き刺さってくることもあります。そうなると、歩くのがつらくなるほどの痛みが出ることもあります。今は痛みがなくても、山登りやスポーツなどで爪先に大きな負荷が掛かり、痛みが出てしまうこともあります。
【巻き爪の原因】
巻き爪の原因ですが、主には爪の切り過ぎといわれています。深爪で爪の下の肉が持ち上がり、爪が圧迫されて伸びにくくなります。その結果、巻き込みが起こってしまい、爪の先の両端が皮膚に食い込んだりします。深爪を避け、白い部分を1mmほど残して切ることで巻き爪が予防できます。
また、歩く機会が減っていることも一因だそうです。日常の歩行は、下から掛かる力で爪を平らに広げようとします。爪先に余裕のある靴を履き、かかとから地面に足を着くように歩くのがポイントです。