体内時計を整えるためには、日中にできるだけ多くの光を浴びることが重要です。昔の人々は、昼間に太陽の光を浴び、夜は暗い場所で過ごすことが一般的でした。しかし、現代の私たちは主に屋内にいるため、充分な太陽光を浴びる機会が少なくなっています。また、夜間も明るい照明が多いため、昼と夜の区別が曖昧になっています。
日中はできるだけ明るい光を浴びるように心がけましょう。具体的な光の量や時間については一定基準が定められていませんが、最低でも1000ルクス以上の明るさの光を1時間程度浴びることが望ましいとされています。屋外で太陽の光を浴びるのがベストですが、室内でも窓辺などに差し込む自然光であれば、おおむね必要な明るさを確保できるでしょう。ただし、夏の暑い季節には熱中症に気をつけることも重要です。