旬の魚で動脈硬化予防

寒さが厳しくなるにつれて、心筋梗塞などの血管の病気が心配になります。心停止は秋から増え始め、特に1月がピークとなることが知られています。日頃の健康管理が重要ですが、実は冬は血管の老化を改善する良い機会でもあります。

動脈硬化や循環器疾患の予防に有効な成分として注目されるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は魚介類に豊富に含まれており、夏よりも冬に水揚げされる魚の方が含有量が多い傾向にあります。これは、DHAやEPAが魚の脂肪に含まれる成分であり、脂がよく乗る季節の魚に多くなるためです。例えば、脂の乗った秋獲りのカツオは、春獲りのカツオと比べてDHAの量が8倍以上にもなることがわかっています。この脂の乗ったおいしい旬の魚を積極的に利用して、血管の老化改善を目指しましょう。

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