名古屋市の上下水道モニターの施設見学会で、岐阜県揖斐川町にある徳山ダムの見学に行きました。
【徳山ダムと名古屋市】
徳山ダムの建設費の一部を担ったり、その後の管理費を支払ったりしているそうで、施設見学会もその一環として実施されました。
【徳山村があった】
この場所は徳山村が存在していました。昭和58～60年に岐阜市の短大に通っていたこともあり、「もうすぐ村がなくなる」という話は耳にしていました。昭和62年、地図から「徳山村」の名前がなくなりました。徳山村の全村民は移住となり、徳山湖の底に沈むことになりました。かつての記録や写真はダム近くの徳山会館で閲覧することができます。映画も制作されました。
【徳山ダムの見学】
多目的ダムとしては、黒部ダムを抜き、国内第一位の規模、総費用も国内最大級。発電、治水、上水道供給、工業用水など多目的に利用されています。見学は、ダムの上からエレベーターで降り、地下中央部まで行くことができます。個人見学もできるそうですが、冬季は休止となります。申し込みは、徳山ダム下流にある水と森の学習館です。
