毎年旧正月十三日に愛知県稲沢市の尾張大国霊神社(国府宮神社)で行われるはだか祭。稲沢市は卒業した鍼灸学校のある市。国府宮神社は学校からも近く、はだか祭の日は、町を練り歩くはだか男の熱気が伝わってきました。
起源はなんと、神護景雲元年(七六七年)の称徳天皇の勅令だそうです。称徳天皇は、悪僧と名高い道鏡を重鎮に採用した女性天皇(マンガで仕入れた知識)。悪疫退散の祈祷が全国の国分寺で行われたときに国府宮神社でも祈祷したのに始まると伝えられています。第〇〇回と書いていないところ、いつの時代からやっているかわからないくらいの長い歴史を感じさせます。
コロナ禍で中止になっていましたが、昨年、復活。参加者も観覧客も少なくて、拝殿前で神男を遠目に拝むことができました。今年は女性の参加もOKだとか。時代ととも変わっていく長い伝統のある祭り。出かけようかな、と考えています。