肌寒い夜が増えてくる頃、布団も暖かくしたいものです。毛布の位置をどこにするかによって、暖かさの度合いが変わってきます。
羽毛布団を使っている場合、もっともあったか効果が低いのは、体の上に直接毛布をかけてしまうことです。暖かい状態をつくるには、羽毛布団を直接体に触れさせることが不可欠です。羽毛は体温を感知して膨らみ、保温性を高める性質があります。羽毛布団と体の間に毛布があると、この効果を遮断します。体の上には羽毛布団、その上に毛布、という順番が鉄則です。
さらにあったか効果を上げたいときは、毛布を体の下に敷きましょう。寝ている間に体から放出される熱を下から受け止めてくれるので、保温効果バッチリです。
そしてさらに寒い時期になったら、掛布団の上にもう一枚毛布をかけましょう。なければ薄手の布団をかけます。こうしてからだにフタをすれば、上方向への放熱も防ぐことができます。