浸かればとれるぞ、疲れの話

【効きすぎる冷房には】


温暖化のせいか、9月に入ってもまだまだ暑い日が続きます。オフィスや通勤の電車などで、冷房が効きすぎて寒いと感じることがあります。特に、コロナ禍以降、以前にもまして冷房が強く感じる方も多いのではないでしょうか。冷房による体の冷えや頭痛、肩こりなどが気になる方に、ぜひおすすめしたいのが、お風呂です。

【お風呂の効果】


全身の血行がよくなって、疲れがとれる温熱効果や、関節や筋肉、体全体の緊張がほぐれリラックスできる浮力効果、血液やリンパ液の循環がよくなる水圧効果など、夏の疲れがたまっている体にうれしいものばかりです。お湯が熱すぎるとかえって疲れがたまってしまいます。38~40℃のぬるめの温度の半身浴でじっくりと体を温めるのがおすすめです。

【注意したいこと】


注意したいのは脱水症状です。40℃のお湯に10分入ると、500mlペットボトル1本近くもの汗が出る、というデータもあります。入浴後には常温の水やスポーツドリンクなどで失われた水分を補給しましょう。

【シャワーではなく湯舟に】


最後に、疲れに効くお話。湯船に浸かったときについ出てしまう、はぁ~、という息。これは、休息時に働く副交感神経を刺激して、リラックス効果を高めてくれます。ゆっくり息を吐いて、冷房でこわばった体を気持ちよくほぐしましょう。シャワーですませがちな季節ですが、こんな季節こそお風呂でほっとひと息、ゆったり過ごしてすっきりすることをおすすめします。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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