真夏の睡眠は長そで長ズボンで

エアコンを朝までつけておくのが良いとわかっていても、体がだるくなることがありますよね。その理由はまだはっきりしていませんが、体が冷えすぎてしまうのが原因だと考えられています。

快適な睡眠とスッキリとした目覚めを得るためには、夜はエアコンを27℃前後でつけっぱなしにして、薄手の長袖と長ズボンを着て寝るのがおすすめです。素材は、汗をよく吸ってくれる麻や綿が最適。シワになりやすいといった欠点はあるものの、体温調節には向いています。

化学繊維の中では、レーヨンやテンセルは吸湿性・吸水性に優れていますが、ポリエステルはムレやすいので、夏の寝間着には避けた方がいいでしょう。

寝具も通気性の良い素材を選びましょう。夏はタオルケットをお腹にかけるだけ、というのは、夜にエアコンを使わなくてもよかった頃のスタイルです。エアコンをつけっぱなしで寝る時は、薄めの夏掛け布団や毛布などを利用して、体の冷えを防ぎましょう。こちらも麻や綿の素材がおすすめです。最近はひんやり感じる「クールタッチ」の寝具が多く出ていますが、寝ている間にかえってムレるものもあるので、通気性を重視して選ぶようにしましょう。

また、東洋医学ではくるぶしを温めると全身の血の巡りが良くなるとされています。そのため、足先をカットした靴下を履いて寝るのも冷え予防になると言われています。睡眠中は手や足の皮膚が熱を放出し、体の中心の温度を下げているので、この「足先をカットした靴下」がポイントになります。レッグウォーマーだと寝ている間にずれてしまう可能性が高いので、足先カットが特におすすめです。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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