計画を整えたら、実行です。さらに継続を後押しする重要なポイントがあります。施状況をこまめにチェックすることです。
「できた・できなかった」の結果を◎○△などの記号で記録したり、スマートフォンの歩数計で歩数を確認したりする程度で十分です。昨日よりも100歩多く歩けていたら、「◎、+100歩」などと記録し、自分の頑張りをしっかりと認め、褒めてあげましょう。ここで大切なのは、「できている部分」に意識を向けることです。もし実行できなかった日があっても、決して自分を責める必要はありません。
どんなに健康に良い行動でも、「つらい」「しんどい」と感じることはなかなか継続しません。そのつらさやしんどさを和らげる方法の一つが、達成感を得ることです。振り返りのチェックで、目標の行動を少しでも実行できている事実を確認することは、小さな達成感に繋がります。これも継続していくための大きな力となるでしょう。家族や友人と励まし合うこと、スマートフォンの待ち受け画面に目標を掲示するなど、意識する機会を増やすことも効果的です。
取り組み初めは負担に感じるものですが、一般的に約2カ月を過ぎると習慣が定着してくると考えられています。そうなれば、もう心配はいりません。2カ月間続けられたら、欲しかったウォーキングシューズを買うなど、自分自身へのご褒美を設けるのも良い方法です。
体に良い行動を習慣化し、「なりたい自分」「理想の自分」を目指しましょう。また、その習慣は「自分の健康への投資」にもなります。「今の自分」と「将来の自分」のために、ぜひこの取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。
