腰を据えて、腰のケア

じめじめとした梅雨の季節の到来。腰が痛くてつらいと感じる方は多いのではないでしょうか。腰痛は、実は多くの人が悩む症状の中で一番多いんです。原因のほとんどは筋肉や背骨の問題ですが、腎臓などの内臓の病気や、ストレスといった心の状態が関係していることもあります。

でも、腰痛は日頃のちょっとした工夫で予防できることが多いんです。例えば、長時間立ちっぱなしの時は、15cmくらいの台に片足ずつ交互に乗せてみましょう。これだけで筋肉の緊張が和らぎます。また、重い物を持つ時は、ひざを曲げてから慎重に持ち上げてください。

実際に腰に痛みを感じたら、医師に相談することも大切です。「年のせいだから」と諦めている場合でも、治療することで意外と楽になるケースもあるります。「腰部脊柱管狭窄症」という病気もその一つ。これは、足や腰のしびれや痛みのせいで、少し歩いては休まなければいけないのが主な症状です。治療によって血の流れを良くすることで、症状が改善することがあるので、もし心当たりがある方は、医師に相談してみてはいかがでしょうか。腰は体の要です。毎日の心がけを忘れずに、元気に夏を迎えましょう。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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