過食と運動不足を防ぐ

血糖負担は、食後の高血糖状態から生じます。この状態が持続すると、空腹時の血糖値が次第に上昇し、最終的には過去1~2カ月間の平均血糖値を示すHbA1cの値も高くなります。このような状況を防ぐためには、食後の血糖値上昇を抑制する生活習慣が不可欠です。

その基本となるポイントの一つが次の通りです。

● 飲み過ぎないようにする
過剰なエネルギー摂取を避けるために、食事内容や量に気をつける必要があります。1日に必要なエネルギーは、標準体重×30~35kcalで表され、標準体重はBMI22~24に相当します。ただし、これは性別、年齢、運動量によって異なります。

丼物、パスタ、カレーなどの一品料理は糖質が多く、血糖値が急上昇しやすいため、控えめに摂取することが大切です。
食事以外につまみ食いを繰り返すことがエネルギー過多の要因となることもあります。摂取したものを記録して管理するなどの取り組みが推奨されています。

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