音の大きさ

音の大きさは、音圧のレベルを表す単位であるdB(デシベル)で示されます。例えば、ヘッドホンを装着している状態で自転車のベルが聞こえないほどの音量は約70dB、自動車のクラクションが聞こえないほどの音量は約80dBと言われています。WHO(世界保健機関)の報告によると、大人は80dB、子どもは75dBが音量の限界だとされています。

例えば、70dBの音量は、騒々しい街中の雑音に相当し、80dBの音量は地下鉄の車内の騒音に匹敵します。これは周囲の音が聞こえにくくなるか、まったく聞こえないという状態を指し、難聴の原因になるだけでなく、車や電車の音が聞こえず事故に遭うリスクも高まります。毎日の通勤や通学時に音楽を聴く場合は、使用時間だけでなく、音量にも注意が必要です。

最近では、スマートフォンでは音量が過剰になると警告が表示されたり、設定でヘッドホンの最大音量を制限できる機能もあります。音量が過度に上がらないように予防する仕組みが整備されつつあるため、自分の耳を守るためにも利用すると良いでしょう。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

鍼灸マッサージ師をしています。
当院へのご予約は、下記一番左のリンクボタン、又は右側の[ご予約]をクリックください。

目次