風邪の初期症状の一つである悪寒は、熱が上がる前の体のサインです。身体は熱を上げるために筋肉を震わせて熱を発生させようとしているのです。この段階で体を温めてあげると、免疫力が高まり、ウイルスに対する抵抗力が増します。
体温が効率的に上昇する大きな血管が集中している「首・手首・足首」を温めることで、体温を上昇させるのが効果的です。この部分を暖かく包む服装を心がけましょう。しょうが湯など、体を温める飲み物を摂取することも効果的です。
また、「風邪の時にお風呂に入ってもいいの?」という疑問がよくありますが、38度以上の熱がある場合や、体が非常に弱っているときを除いては、お風呂に入っても問題ありません。体を温めることで、風邪の症状の改善が早まる可能性があります。ただし、高温のお湯に長時間浸かると体力を消耗するため、控えめにしてください。また、湯冷めに気を付けるため、入浴後はじっくり身体を温めるようにしてください。
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