風邪のウイルスは、体に侵入しても、免疫力が高ければウイルスの繁殖を阻止することができ、風邪を発症しないことがあります。つまり、ウイルスが増殖し始めると、具体的に風邪にかかったと言えるわけです。
風邪のウイルスは、最初に鼻や口、そしてのどなどに付着します。この時、ウイルスが増殖すると、のどや鼻の粘膜が損傷を受け、喉の痛みや鼻水が出始めます。さらにウイルスが気道にまで広がると、咳や痰の症状が現れます。
そして、ウイルスが繁殖するに従い、体は発熱します。ウイルスは熱に弱いので、体温を上げてウイルスを撃退しようとする仕組みによって、発熱が起こるのです。
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