楽しみな熱田区の新スポット あつたながや

名鉄(名古屋鉄道)が名古屋市熱田区の神宮前駅西街区で進行中の商業施設の正式名称が「あつたnagAya(ながや)」に決定したことを発表しました。第1期の開業は2024年9月に予定されており、2期開業は同年12月を目指しているそうです。デパートが閉店となり、商業施設が東口に移転した跡地がいよいよ動き出します。(イラストは名古屋鉄道のHPから拝借しています)

この商業施設は、名鉄が熱田神宮の参拝客などを想定して計画、敷地面積は約7千平方メートル、延べ床面積は約1100平方メートル。3つの木造平屋建ての建物には、地域で親しまれている店舗や地元の食材を使った飲食店などが集まり、合計で約15店舗が営業する予定。また、キッチンカーなどの出店も誘致します。にぎわいが期待できますね。

この商業施設の名称は、「熱田」という場所の特徴を示すためにひらがな表記を採用し、「長屋」という施設のコンセプトで近隣とのつながりを重視しています。そして、名古屋の方言である名古屋弁の特徴的な語尾である「がや」を末尾に付けることで、名古屋らしさを表現しています。

なお、施設は愛知県で生産されたスギやヒノキの木材をたくさん使っています。愛知県は木材利用の重要性や優れた特性を広めるために、「2023年度木の香る都市づくり事業」という補助事業を支援しています。この事業は木造施設をプロモーションし、木材利用の意義を広めることを目的としています。

この施設は熱田神宮周辺エリアに位置しており、歴史や文化に彩られた場所にあります。デザイン面でも地域の魅力を引き出すように工夫しており、国内外から多くの訪問者を呼び込むことを目指しています。

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