新学期や新生活に備え、多くの方が靴を新調する季節がやってまいりました。靴を選ぶ際に気をつけたい重要なポイントがあります。それは「浮き指」という現象です。浮き指とは、立っている状態で足の指が地面につかないように反ることを指します。例えば、足の親指の下に紙片を置き、親指で押さえながら手で引っ張ると、簡単に紙が抜けるようであれば、浮き指の可能性があります。足の指が浮いていると、足元が不安定になり、全身のバランスが崩れ、ゆがみが生じる可能性があります。また、関節や筋肉への負担が増え、血液循環が悪くなり、肩や腰などに痛みが生じることもあります。
靴やスリッパが大きすぎると、足の指を浮かせざるを得ず、浮き指の原因となります。このようなトラブルを避けるには、つま先に5～10ミリほどの余裕のある靴を選び、家では裸足で過ごすことがおすすめです。さらに、足指じゃんけんや足指ストレッチなどのエクササイズも効果的です。毎日の練習によって、足がしなやかに動くようになります。いよいよ行楽シーズン。春の訪れを感じながら、健康な足元から楽しいお出かけをお楽しみください。
