暑い季節も「冷え」に注意

気温が高い季節でも、冷房の効いた部屋で長時間過ごしたり、薄着で肌を露出したりすることがよくありますが、その結果、体は冷えやすくなり、むくみが起こる可能性があります。特に足首周辺が冷えると、ふくらはぎなどの筋肉が硬くなり、下半身のむくみの原因になることがあるので、注意が必要です。夏であっても、ソックスを履くなどして、体を冷やさないように気をつけましょう。

さらに、女性の場合は、下腹部を冷やさないようにすることも重要です。体が冷えると、むくみだけでなく、生理不順などの婦人科系のトラブルに繋がるリスクがあるためです。肌着や洋服などを適切に調整して、体温を保つように心がけましょう。

東洋医学によると、食事において生野菜のサラダやフルーツなどは体を冷やす効果があると考えられています。そのため、夏場であっても、加熱調理された食品を摂取することをおすすめします。体を温める食材として、唐辛子やショウガ、カレーパウダーなどの香辛料がありますが、これらを過剰に摂取すると過度に汗をかき、逆に体を冷やす場合もあるため、適量を意識することが重要です。のどの渇きを感じたときは、冷たい飲み物ではなく、できるだけ温かい白湯を摂取するよう心がけましょう。

さらに、1日の中で冷房の影響を受けない時間を数時間確保するなどして、体を暑さに慣らすことも重要です。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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