鼻うがいのやり方と注意

1. お湯1リットルに9gの塩を溶かした生理食塩水(濃度0.9%)を使用します。塩を溶かす際は沸騰したお湯を使用し、冷ました後に40℃に調整します。水道水は雑菌の繁殖リスクや塩の溶け残りがあるため、使用しないでください。

2. 鼻から洗浄液をゆっくり注入してください。洗浄液や唾液を飲み込まないように注意してください。洗浄液が耳管に入ることで中耳炎を起こす可能性があるため、注入する際は勢いよくせず、水圧にも気をつけてください。

3. 鼻腔に水分が残っていないか確認してください。水分が残ったまま鼻をかむと、中耳炎の原因となります。

4. 鼻うがいは1日に3回程度が適切です。過度な行いは逆効果で、鼻の粘膜を傷つける可能性があるため注意してください。

鼻うがいを行う際は、最初は鼻の奥に少し痛みを感じることや、むせてしまうこともありますが、慣れてくるとスッキリ感や気持ち良さを感じることができるかもしれません。

今の季節、風邪やインフルエンザなどの予防に効果的な鼻うがいを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

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鍼灸マッサージ師をしています。
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