レビー小体型認知症は、「αシヌクレイン」というタンパク質が脳に蓄積し、徐々に脳の機能に障害をもたらす病気です。この病気では認知機能の低下が見られますが、状態の良い時と悪い時の差が大きいのが特徴です。また、実際には存在しないものが見える「幻視」や、表情の変化が少なくなるといった症状も現れます。アルツハイマー型認知症とは異なり、初期段階では物忘れが目立たないことが多いです。
血管性認知症は脳梗塞や脳出血などの血管の病気によって引き起こされ、梗塞や出血が起きた部位の脳機能に障害が生じ、認知機能が低下します。手足の麻痺や言語障害を伴うこともあります。他の2つのタイプの認知症が徐々に進行するのに対し、血管性認知症は症状が階段状に急激に悪化するのが特徴です。これらの認知症は単独で発症することもあれば、複数が同時に発症することもあります。