早めのケアで心の健康作り

ストレスが心の健康に悪影響を及ぼさないようにするためには、まずストレスに気づくことが大切です。周囲にストレスの原因がないか、無意識のうちにストレス反応が出ていないかを確認してみましょう。ストレス反応は、抑うつやイライラといった感情の変化だけでなく、肩こりや胃の不快感など身体的な症状としても現れることがあります。日常生活の中で以下のサインが見られないかチェックしてみてください。

・心理的側面:抑うつ、意欲の低下、イライラ、緊張、不安など

・身体的側面:高血圧、胃・十二指腸潰瘍、糖尿病、首や肩のこり、動悸、息切れ、下痢、便秘、食欲不振、不眠、肥満など

・行動的側面:作業効率の低下、職場での事故、アルコール依存、過食、拒食

厚生労働省の「こころの耳」には簡易評価ページもあるので(2019年3月現在)、利用してみるのも良いかもしれません。

人はストレスに直面すると、無意識にその負担を軽減しようとする行動をとります。これをストレス対処行動、または「ストレスコーピング」と呼びます。しかし、職場環境ではストレスコーピングを自由に行えないこともあり、ストレスが溜まってしまうことがあります。現代の職場では、意識的にストレスコーピングを活用することが求められるかもしれません。

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