あっさりとした食事は、体を温める食材が不足しがちなので注意が必要です。
体を温める効果のある香辛料には、カラシ、コショウ、ショウガ、唐辛子があります。野菜では、カボチャ、玉ねぎ、ニラ、ネギなどが体を温めます。また、イワシ、マグロ、羊肉、鶏肉も同様に体を温める食材です。
一方、キュウリ、ニガウリ、レタス、大根、ナスなどの野菜や、スイカ、キウイ、メロンといった果物は体を冷やすと言われています。
白米、玄米、キャベツ、ニンジン、ピーマン、牛肉、豚肉などは、体を温めも冷やしもしない中間的な食材です。これらは日常的に摂取しても問題ないとされており、食生活に取り入れやすい「便利な」食材と言えるでしょう。
毎日の食生活で、体を冷やす食品ばかりを摂っていないか、また、冷蔵庫から出したばかりのような冷たい食品ばかりを食べていないか、確認してみましょう。1回の食事につき、味噌汁など温かいものを1品加えることをおすすめします。例えば、ざるそばを食べる際には、そば湯を忘れずに飲むようにし、薬味もたっぷり摂ると良いでしょう。