日中の眠気は、睡眠不足であるかどうかに関わらず、体のリズムによって引き起こされることがあります。特に昼下がりである午後1時から午後3時ごろは眠くなりやすい時間帯です。よく「昼食を食べたから眠くなるのでは」と思われがちですが、高カロリーな食事を摂ることで眠気が増すという研究は確かに存在します。しかし、食事の影響を考慮しなくても、この時間帯に眠気が増すことが実験によって示されています。なぜこのような体のリズムが起こるのか詳しいことはまだわかっていませんが、昼下がりは深夜から早朝にかけての時間帯と同様に、居眠り運転事故が多く発生する時間帯の一つです。そのため、眠気には十分注意する必要があります。
マイクロスリープ⑥体のリズム
