短い仮眠では、眠りの初期段階で目が覚めてしまうため、十分な覚醒効果は期待できません。少なくとも10分は眠る時間が必要です。一瞬で終わるマイクロスリープも同様に、目覚めを促す効果はありません。
適切な長さの仮眠を取るためには、姿勢が重要になります。横になってしまうと、つい長く眠りすぎてしまうため、頭を支えられる椅子に座るのがおすすめです。壁に頭をもたれかけるようにして眠るのも良い方法です。また、机にうつ伏せになって寝ることもできますが、その際は腰が痛くならないよう、クッションやタオルを置いて高さを調整すると快適に眠れます。